しかし、最近の動向として、国外からの第一世代の移民と第二世代を含めた移民による人口の割合は、全人口に対して、16%(2006年末)と大きな割合を占めている。
移民問題が大きな課題になっているのではないかと思われるが、逆にこのような移民に対する緩和措置(注:)がなされ、さらに、この移民に対する教育プログラムの強化がなされているようである。
さらに、スウェーデン全体の動向に対して、ストックホルムへの集中度を見てみると、1950〜60年代において、全国に対して10%を越える集中が進み、これに対して、郊外の開発、都心での再開発が展開されたてきた。その効果が現れ、ストックホルム市としての集中度合いは低下したが、ストックホルム県の中で受け持たれたと言える。(図−2:参照)
北欧からの報告


2.スウェーデンとストックホルムの人口の動向
 ストックホルムの開発状況を勧化ルウ絵から、スエーデン全体とストックホルムの人口の動向を見ていくものとする。スウェーデンの人口(2006年12月)は国全体として約911万人、ストックホルム県は、約192万人、さらにストックホルム市は約78万人である。国全体に占める割合は8.6%になっている。県の中では、41%を占めている。(※注:1)
 スウェーデンの人口の特徴は、過去50年の間人口が増加傾向が続いていることである。(図−2:参照)最近の傾向は、さらに、国外からの移民を多く受け入れた構造になっていることが言える。特に、人口の増加傾向は、1980年代後半から1990年代中ばまでは、前年度比6%の伸びを見せており、1990年代後半から伸びなかったもの、それ以降現在まで前年度比4%の伸びを見せている。

最近の動向としては、2000年代から、さらに集中が進み始めており、都心での再開発の展開が行われており、さらにストックホルム中心に向けての車の流入制限の施策が展開されてきている。(※注:2)

 国外からの第一世代の移民と第二世代を含めた移民による人口の割合は、全人口に対して、16%(2006年末)と大きな割合を占めている。2006年は9万6000人もの移民を受け入れ、近年で最も多い数値となっている。移民問題が大きな課題になっているのではないかと思われる。

By YOKOTA

2008/02/27:更新

スウェーデンからの報告2007